こどもの料理

愛知県豊橋市のこどもの料理教室のレッスン情報

西田講師 たまごの科学

西田講師より4月27日の飯村でのレッスンの様子が届きましたので紹介します。

4月のレッスン『たまごの科学』

 

4月はイースター(復活際)が行われます。

(実は…例年4月に行われていますが…今年は3月31日でした…)

このイースターにちなんで4月のレッスンは“たまご”の特性を活かし、

『パンケーキ・マヨネーズ・プリン』に挑戦しました。

 

導入で『たまごのちから』に関するクイズを出し、答えを探しながら、お料理を進めます。

 “たまごはあたためると〇〇〇〇ちからがある”

 “たまごのしろみをまぜると〇〇〇〇ちからがある”

 “たまごにはみずとあぶらを〇〇〇〇〇ちからがある”

 

 最初はプリン。カラメル作りではグラニュー糖が水に溶け、熱が加わることで色が変わる様子を視覚と嗅覚で感じます。卵液をつくり、そーっと型に流し込んだら、加熱します。

“たまごはあたためるとどうなるかな?”加熱すると、固まってプルプルつやつやのプリンができました。お鍋に残ったつやつやのカラメルはもちろん!味見しました☆『あめじゃん!』『こんなにお砂糖はいってるの?』自分たちで食べ物が何でつくられているか気づきいていきます。



 次はマヨネーズ。混ぜても混ざらない酢と油に“たまごのみずとあぶらをくっつけるちから”をかりて乳化させていきます。ポイントは油をごくごく少量ずつ混ぜていくこと。みんな粘り強く、焦らず頑張ってくれました。油を入れてはとにかく混ぜる工程に『疲れたー…大変…』と言いながらも、『(マヨネーズつくるのって)こんなに大変なんだね。いつも買ってるからわからん。』という言葉を聞いて、講師である私は心の中で小さなガッツポーズをしました☆経験は他を思いやる源泉になるはずです。

 

 最後はお楽しみのパンケーキ。卵黄と卵白を丁寧に丁寧に分けて、取り出した卵白をひたすら混ぜていきます。ボールの中で真っ白になった卵白、ふわふわになった卵白は、ボールをひっくり返しても落ちません。“たまごのしろみをまぜるとふくらむちから”をかりて、ふわふわのパンケーキを焼くことができました。

 

 

4月は失敗と成功が明確にわかるメニューでした。講師は全員、こどもたちに成功を体験してもらえるよう、レッスンの前には何度も何度も自宅で試作を繰り返しています。そして講師全員がNLP神経言語プログラミング)の基礎を学んでいます。

 NLPに基づくと、こどもたちは成功した体験を通して『自分はできる』という信念(ビリーフ)を形成していきます。こどもたちはその後、『自分はできる』という信念をもって、さまざまな場面で行動できるようになるのです。こどもの料理ではこの体験を大切にしています。一方、これと同じくらい『失敗も大歓迎』です。失敗を活かす…についてはまた後日…

 

 5月は加工品が何でできているかをこどもたちと体験すべく『フルーツグラノーラ、ケッチャップ、バター』にチャレンジします。是非、ご参加ください。  

 

レッスンの日程、詳細、予約についてはこちらへお進みください。

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