西田講師より週末のレッスンの様子が届きましたのでご紹介します。
3月のレッスンは『手打ちうどん』とお出汁をとって『めんつゆ』をつくりました。
はじめましてのお友達、何年も『こどもの料理』に通ってくれているお友達、幼稚園・保育園に通うお友達から小学校高学年のお友達までみんなで力を合わせて“粘り強く”取り組むことができました。
少し粒のあった小麦粉はふるいにかけられると“サラサラ”になり、水と塩が加わると次第に“もっちり”とまとまっていきます。
こねていくと“ずっしり”と重い生地になり、
いよいよお楽しみの足踏みタイムです!
足の裏で感じる何とも言えない感じに子どもたちからは
『きもちがいい!』『ふかふかする!』『やわらかい!』などと思い思いの声が上がります。
思う存分、足踏みを楽しむことができました。
やっと出来上がってきた生地を麺棒で伸ばします。見た目はふかふかな生地、伸ばしてみると弾力があるため、思い通りに薄くすることができません。
『あれ?パンのときはもっと簡単だったのに。肉まんの生地の方が柔らかかったよ。』
という、こどもの料理ベテラン勢からの声や、『足が浮くくらい手に力を込めて!』など、お友達同士でアドバイスする姿を見聞きすることができました。
最後は全集中で伸ばした生地を細く細く切る工程です。
『小指より細く切ってみてね。』と、講師が声かけをすると、一本一本、自分の小指と比べながら、息をするのも忘れるくらいの集中力で細く細く切ることができました。
はじめて参加してくれたお友達はレッスン中は終始緊張気味でしたが、最後には
『また来月も来たい』と笑顔を見せてくれました。
3月はチームの協力なくしてはできない内容です。
こどもの料理が大切にしていることの一つ『他を思いやること』を実践できるレッスンになりました。